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＜新年のご挨拶＞
2009年1月1日
新年明けましておめでとうございます
旧年中はたくさんの出会いをいただき皆さまに心から感謝しています。
昨年は、出会うということについて新しい気づきをいただいた年でした。
出会うとは自分の何処から出るのでしょうか？
出かけて人に会うということに留まらず、自分の考え方の枠から出ることだと気づきました。
そんなことを考えていたある日の朝、目覚めた時、ふと「啐啄同時」（そったくどうじ）という言葉が頭に浮かびました。
「啐」とは雛が殻を破って外に生まれ出ようとするとき内から殻をつつくこと、「啄」とはその音を聞いた親鳥が外から殻をついばむことを意味しています。「啐」と「啄」が同時のとき、殻が破れて雛は生まれ出ることができるのです。
私も、これまで悲しみや苦しみを体験しているとき、そして人と接しているとき、知らず知らずの中に人は自分の考え方の枠に囚われてしまっていることに気づかされました。
もがきながら何かを求めはじめた時、必要な時に、必要な人との出会いが与えられるのだと感じます。
さらに、自分の枠を超えて外から何か呼びかけをいただいたとき、「はい」と答えられる準備ができていて呼びかけを受けることも、自分の枠から出ることであり、自分が成長させられることにつながるのだと考えます。
今年もたくさんの人との出会い、再会を楽しみにして新年を迎えました。
皆さまにとっても今年が平和な良い年になりますようにお祈りいたします。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
尚、今年の「佐藤初女・イスキアの集いⅤ」は、6月6日（土）に昨年と同じ板橋区立文化会館小ホールにおいて開催させていただくことに決まりました。
皆様のご参加をお持ちしています。
小さな森 東京
吉田俊雄 紀美子
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