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＜新年のご挨拶＞
2007年1月1日
新年明けましておめでとうございます
昨年、初女先生の言葉を聴いて深く感銘させられたことがありました。
「同じ食材でも昨日と今日とでは違っているから、今日の食材によってその場で調理の仕方やメニューが変わることがあるの」という言葉でした。
それまでにも「食材をどう生かすかが大切」「食材をいのちとしてあつかえば必ず美味しくなる」というお話は何度も聴いていたのですが、このときはあることと結びついて「ああ、そうなのだ！」と深く響くものがありました。
それは、初女先生がいつも仰っている「人をありのままに受け止める」という言葉に結びついたのです。
初女先生は、人に対しても食材に対しても同じように「ありのままに受け止める」ということを実践しておられるのです！！
ありのままに受け止められたら、人は自分の中の生きる力を発揮して生きることができるし、そのように扱われた食材で作った料理も美味しくなる・・・、ということだったのです！！
「すべてに命がある」ということを知って生きるとはそういう意味だったのでしょうか！！
ここまで書いたら「言葉ではないですよ、行動ですよ」という初女先生の戒め言葉が聞こえてくるようです。
この気づきを日常生活の中で生かしていけるよう肝に銘じてまいりたいと思っています。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
佐藤初女･イスキアの集いⅢを10月20日（土）浜離宮朝日ホールで行います。
皆様とお目にかかれることを楽しみにしています。
小さな森 東京
吉田俊雄 紀美子
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